河津海苑日記

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王様の背中

日記
王様の背中

お伽噺「王様の背中」  内田百閒作/谷中安規・画
               昭和9年 楽浪書院発行

とある雑誌で紹介されていたこの本。
谷中の精緻な版画のすばらしさと内田の作風に興味を持ち、
どうしても手にとって見たくなりました。

しかしながら、雑誌記事には「何とか記念館所蔵」とか書いてあるではありませんか。
そこまで行かないと見ることが出来ないのか。
そう言われるとますます見たくなります。

どうにか古書とかオークションで手に入らないかとサイトを探し歩いたところ、
複刻版を見つけることが出来ました。
当時の紙質から製本方法、文体まで、全て原本の通りに複製され、
趣のあるハードカバーでハードケース付です。

感無量

内容は背中が痒くて痒くて痒くてたまらなくなってしまった王様のお話。
魚を見れば、「もし魚の背中が痒くなったら、どうするのだらう」
と考え、背中だけでなく全身が痒くなってしまう王様。
鳥を見ても亀を見ても、みーんな背中が痒いように見えて
身体をもだえる王様・・・のお話。

とっても、ほのぼのさせていただきました。
当苑ロビーでご覧いただけます。

2010.05.14 Friday 20:04 | - | trackbacks (0)
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